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●苺委員会(産地の取組み)●

○いちご栽培の肥料・農薬

■肥料

JA伊豆の国では生産者によって組織されている苺委員会により元肥については銘柄が指定されています。施用量の基準は決まっていますが、JAの土壌診断に基づき生産者ごとに施肥量を決めています。

●土作り運動の奨励(土耕栽培の場合)
・根張りを促すため、良質な堆肥を施用し土作りに努めています。
・土の物理構造を改善し、根への酸素供給を活発化するためにさとうきびの絞りかす、あるいはヤシガラなどを継続的に投入しています。
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田方平野の土壌は狩野川流域の肥沃な黒ボク土壌で、一度硬く締まってしまうと、土の中の空気の相が少なくなり、酸素不足で根張りが悪くなってしまいます。そのため、毎年、堆肥や有機質資材を投入し、土がやわらかくなるように努力しています。

●苺の収穫ハウス 施肥基準
専用配合肥料「伊豆苺配合(5-7-5)」を240kg/10a、緩効性被覆肥料「スーパーエコロング140日(14-12-14)」を60kg/10a、土壌改良資材「苦土セルカ2号(天然カキ殻配合の石灰質資材)」を100kg/10a。
合計で1シーズンのトータルで窒素成分20.4kg/10a、リン酸成分24kg/10a、加里成分20.4kg/10aになります。


■農薬

農薬の使用については静岡県の農作物病害虫防除基準を元にJA伊豆の国苺委員会の防除基準を設けています。基準に則った適性な農薬使用を遵守するとともに、農薬の使用履歴の記帳を徹底しています。

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